本とメモ

本について

How is Darwinian medicine useful?

進化医学についての論文。

・なぜ肥満になるのか

・なぜ、心筋梗塞、癌を多くの人が経験するのか

 

などが進化の観点から書かれています。

 

デブになる理由

これには二つ理由がありました。

 

1.栄養素はとれるときにとる

うまく短くまとめられなかったですが、

自分がサバンナで生活することを思い浮かべてください

(もしくは動物の気持ちになって)

塩、脂肪、糖分などを補給できる状況に遭遇したとき我慢するわけはないですよね

つまり、人間は食物に対して自制するようにはできてないわけです

 

 

2.運動不足

これまた自然環境での生活を想像してみてください

その中で生き抜くための重要な戦略はなんだとおもいますか?

それは

動かない事です

人間は必要がなければ動かないようにできてるようです

狩猟採集生活では食物をとるのに自分の足で食料を確保を、しなければなりません

 

 

進化は繁殖をえらぶ

もう一つ面白かった点

健康や長生きよりも、繁殖を優先

たとえば、遺伝子は骨を直すとき、動脈石灰化をおこすことがある

その先の人生に大きな影響を与えてでも繁殖力を残すことがわかります

 

 

ゲーム化の効果 残酷すぎる成功法則より

今日はゲーム化についてまとめておきます

自分をゲームの主人公に見立てて行動するといろんないいことがあるよという内容

この本でもゲーム化のバカにならない影響の大きさが書いてあります 

残酷すぎる成功法則

残酷すぎる成功法則

 

 

マシュマロ実験からわかること

有名な実験で、知ってる人も多いと思います

マシュマロをすぐに1個もらうか、我慢して時間が経ってから2個もらうかを子供に対して行った実験です

後者の子供は、将来的に年収が高いなどの良い人生を送っている可能性が高いという結果が出ています

 

→ここで考えたいのが、後者の子供の頭では何がおきていたかということ

後者の子供たちは、「認知的再評価」つまり見方を変えていたり、ゲーム化を行なっていた子が多くいたこと

 

ゲーム化の利点は忍耐に対するストレスが減るという面もあるが、大きいのは耐えるということを楽しめるようになること

 

ゲーム化の原則

面白いゲームに含まれる共通要素は、勝てること(Winnable)、斬新であること(Novel)、目標(Goals)、 フィードバック(Feedback)の四つだからだ。  何かにたいしてイラつくなら、それはたぶん、この四つの要素の少なくともひとつが欠けているからだ。

本書ではゲーム化について語られるのはごく一節ですが、面白かったので、

引用しましたが、ゲームに必要なのは

1、勝算

2、斬新

3、目標

4、フィードバック

 

です

 

勝算は勝てる見込みがあること。自分がギリギリ勝てるぐらいが良さそう

 

斬新は、常に新しいステージや新しいてきを見つけて攻略すること。

 

目標は、時間やどこどこまでのような到達点

 

フィードバックは成功した時の報酬や、自分が得るものについて

 

この四つをゲームに組み込むことがゲームの継続、適度な刺激などに必要

 

 

最後に

今回はゲーム化について大まかにメモ

 

スーパーベターになろう!

スーパーベターになろう!

 

 ゲーム化はこちらの本に詳しく書いてあります

 

 

残酷すぎる成功法則

最近、kindleを購入したのでそこから面白そうなのを解約までに読もうと思っているので、内容が今月は似通っちゃうかも

今日は、残酷すぎる成功法則

 

残酷すぎる成功法則

残酷すぎる成功法則

 

 

これまた途中なので、読んだとこまでで面白かったとこをメモしときます

またこれまで読んだ感じだと、実際の実験などのデータをもとに書かれていて、とてもお気に入り

海賊の成り立ちや、パブロフの犬の実験の話などはとても面白いです

 面白かった内容

ユニークな資質とは、日ごろはネガティブな性質、欠点だと捉えられていながら、ある特殊な状況下で強みになるものだ。

僕もある種の発達障害持ちなので、ここら辺はミニしみているところ

歴史上で偉大な功績を収めている人の少なくない数が欠陥を抱えていたことが度々取り上げられていました

 

まず第一に、自分自身を知ること。

今まで読んだ部分でも、成功には自分にあった環境を選択することが一番効果があると書かれています

面白かったのは、ある職業で成功を収めた人が違う支社などに異動する時、その人だけで異動した場合と、そのチームごと異動した場合では圧倒的に後者が有利だった

自分にあった環境を選択するには自分を知ること

 

学校での成績は、むしろ自己規律、真面目さ、従順さを示すのに最適な指標である。

 

最初の方で出てきますが、ここら辺も面白い

学校で成績を残してもその後の仕事への影響があるかはわからないこと

大学での成績とその後の人生での成功は関係がないことが裏づけられた。

実証されてます

 

ここらへんで

マインドセット:やればできるの研究(2)

前回に書いたマインドセットが読み終えたので書いておこうと思います

前回にも書いたのですが、この本はひたすらマインドセットの大切さを説いている感じ

具体的にマインドセットを変える方法などは少ない印象

と言っても、この本を批判するわけではなくて、マインドセットがいかに重要なものかは、この本を読むと理解することができるので、ぜひ読んでもらいたい本です

 

 

マインドセット「やればできる! 」の研究

マインドセット「やればできる! 」の研究

 

 

 

 ここからは印象に残った点をまとめておきます

ほめるときは、子ども自身の特性をではなく、努力して成しとげたことをほめるべきだ

これはこの本を通して強調されていることでもありますが、後半にかけてさらに多く出てきたような感じ

子供がいい点を取ったとして、そこを褒めた場合、子供はいい点を取ればいいと思うので、自分がいい点を取れるようなシチュエーションでしか頑張らなくなります

また、このように育った子供はカンニングをする確率も高くなるそうです

 

 
教えることこそが最高の学びの場なのである。教えることを通じ、人間について、人を動かす動機について、自分が教える内容について、自分自身について、そして人生について学び続けるのである。

子供の教育にとって、教える立場の人間が重要なのは言うまでもないとわかりました

教える立場にある人こそしなやかマインドセットを持っていることが必要

 

 

 

どんな方法で、どれだけ努力し、どんな選択をしたかというプロセスに目を向けよう。

褒める話とも繋がりますが、結果を求めすぎないことだと思います

結果にたどり着く過程で自分がとった戦略と選択を振り返るのが重要

 

 

マインドセットが変化するということは、ものごとの見方が根底から変化することなのだ。

人間が変わるのに手っ取り早いのはでっかい不幸を経験することだとガネーシャも行っていました

ここからわかる通り、物事の見方が根本から変わるのは難しいことだとわかりますが、徐々に変わっていきたいところ

 

 

今日は、私にとって、周囲の人にとって、どんな学習と成長のチャンスがあるだろうか?

いつ、どこで、どのように実行しようか?

いつ、どこで、どのように新たな計画を実行しようか?

行動に移すことが肝心

逆戻りせずに進歩を続けていくためには、どんなことをする必要があるだろうか?

 

僕も朝起きたら考えてみようかと

武器になる哲学:人生を生き抜くための哲学・思想の50のキーコンセプト

以前、「その悩み、すでに哲学者がすでに答え出しています」を読んだのですが、もう少し哲学について読んでみたいと思ったのでこの本を読んでみました。

イメージとしては、前に読んだ本と変わらないのですが、こっちの本の方が哲学に対しての説明は詳しく書かれているイメージ

 

 

 

哲学に対して持ったイメージ

今まで哲学に対しては何となく危ない人が勉強するみたいなイメージを勝手に持っていました

ですが、それは違って、哲学に対して向き合う人が「考える」ということを精錬してきた人だとわかりました

 

哲学を学ぶことの最大の効用は、「いま、目の前で何が起きているのか」を深く洞察するためのヒントを数多く手に入れること

この言葉が哲学を学ぶ上でとても大切だと思いました

漠然とした不安よりも、不安をしっかり分割して認識した方がいいと聞いたことがあります

これと一緒で、物事をクリアにしていくことが生きていく上で大切なのでしょう

 

 名言

見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める選球眼を持つ

これはさっきも書いた通り、知識を深めることで物事をしっかり見極めること ウェブの情報が溢れかえる現代には、特に必要な能力かもしれません能力かもしれません

 

 

自分が何かを欲しているというとき、その欲求が「素の自分」による素直な欲求に根ざしたものなのか、あるいは他者によって喚起されたルサンチマンによって駆動されているものなのかを見極めることが重要です。

ルサンチマンと言うのは弱者が強者に対して「憎悪、非難、憤り」などの感情を持つことです

つまり、自分が体に関して悩みがあるときなど、自分よりも優れている人と比べて悩んでしまっていないかどうかなど

自分の悩みに他者の視線が介在しているかいないかです

確かに、これを考えると悩まなくていいものまで悩んでいる自分に気付きますね

 

 

フローの状態にある」というのは、幸福の条件

これは以前にも出てきましたが、フローとは簡単にいうと熱中すること

自分が常にフロー状態にあるのは難しいですが、自分にあったことを見つけるのが大切なのは言うまでもないですね

フロー状態にある時間を増やすって言うのは、これまで読んだ本でも重要さが説かれているので、出来るだけ増やしていくのが賢明

 

勇気がある」からこそ逃げられるんですね。

最近、過労死が話題になることが多いですが、逃げるのが大切なのは間違いなさそう

自分が入る前にその場所がどんな場所かを完璧に理解することなんてのは不可能なので、間違えることもあります

そんな時にいろんなしがらみや、重圧で余計に逃げられなくなると自分が削られていくんだと思います

哲学でゆわれている通り、昔からこのようなしがらみはあったのだと思います

逃げるのにも勇気がいるの盲点

 

 

わかるということは、それによって自分が変わることでしょう」

本文には「わかる」と言うことは「変わる」ことだと記されています

つまり、本当に物事がわかったと言うことは体が勝手に反応すると言うこと

読んだだけでは、わかったうちには入ってないと言うことです

誰でもこう言う経験があると思います

 

 

マインドセット:やればできるの研究 (1)

 今回はやたらと評価の高いこの本。

マインドセット:やればできるの研究」

すごくまとめると、心の持ちようがすごい大事と言う本。

今半分読んだところなのですが、軽くまとめておきます。

 

マインドセット「やればできる! 」の研究

マインドセット「やればできる! 」の研究

 

 

 1、概要

 この本は困難に直面した時、「それを乗り越える人」と「立ち向かうのをやめ、動けなくなるひと」の違いはなんなのかに着目した本

構成としては1章から8章まであります

1章でマインドセットとは何かの説明があり、今のところ5章まではこの本に置ける「しなやかマインドセット」と「硬直マインドセット」の違いを対比した上で、しなやかマインドセットの重要性が描かれています

今のところの正直な感想としては、2章から5章まではしなやかマインドセットがいかに重要かを具体的な人物を引き合いに説明してる感じで、あまり進展がないイメージ

 

2、マインドセットとは

簡単な例で説明すると、子供に難しい問題をやらせた時、ある子は「つまらない、飽きた」などと言うが、ある子は「問題を解くのが楽しい」とさらに興味を募らせます

前者がこの本で言うところの「硬直マインドセット」であり、後者が「しなやかマインドセット」と言うことである

つまり両者の違いは、自分の能力は固定的なもので変わらないと信じているか、努力次第で伸ばすことができると信じているかの違いである

第1章では自分がどちらのマインドセットに当てはまるかを簡単に測ることができるので、試してみるのもあり

 

3、それぞれの特徴 

ここで二つのマインドセットの違いを、引用を交えて簡単にまとめておきます

⓵目の付け所

硬直マインドセットの人は、自分が他人からどう評価されるかを気にするのに対し、しなやかマインドセットの人は、自分を向上させることに関心を向ける。

この本の中にも他人の評価にとらわれた人の末路がいくつか出てきます。また、自分の向上に目を向けると言うことがどう言うことかも、よくわかります

 

②何を求めるか

硬直マインドセットの人にとっては、結果がすべてなので、失敗したり1位になれなかったりすると、それまでの努力がすべて水泡に帰する。他方、しなやかマインドセットの人は、結果がどうなろうとも、今、力を注いでいることそれ自体に意義を見出すことができる。

結果に重きを置きすぎると、失敗に対してのの許容力が低くなると言うこと

一方、しなやかマインドセットで生きている人々にとって、今自分が行なっている過程が重要で、楽しむべきものなので、結果は失敗であればそこから学ぶことのできる機会であると言うこと

 

③責任の所在

本の中では、多くの成功を収めてきた人物と共に、失敗を重ねてきた人が登場します

では両者の違いの一つとしてあげられるものは何か

それが責任の所在です

硬直マインドセットを持つ人はうまくいかにことがあると、「あいつのせい、暑すぎる、環境が悪い、雑音がした」など、外側に責任を転嫁します

しなやかマインドセットの人は、全て自分に責任があることを知っていると言うことです

つまり、しなやかマインドセットを持っていれば、何かが起こった場合、自分がこうしたからこうなったを学習を欠かしません

 

 

4、頭に残ったポイント

ここからは、この本を読んで覚えておこうと思ったポイントをあげておきます

 

ある一時点での評価は、人の能力を知るのにほとんど役立たない。

これは子供や自分に対して決めつけてはならないと言うこと

テストがダメだったから頭が悪いや、受験に失敗したから自分はダメなんだと決めつけてしまうと学習意欲がそがれるだけでなく、自己批判につながります

人には、得意不得意が必ずあるので、やらないうちに諦めるようになるのは避けたいところ

 

人生を振り返ったときに何と言いたいか、それですべてが決まる

自分が死ぬときに何を思うか

これを考えてみると、今の自分の悩みが建設的なものなのか、悩む必要のないものなのか見えてくるような気がします

 

変えられる点は何もかも変えなければ、と思う必要はない。だれにでも、どうしようもない欠点がある。自分の人生や他人の生活に差し障りがなければ、あえて変える必要はない。

このての本を読むと無駄にはつらつとしてくる感じがしますが、

変えられる点と変わらない点をしっかり見極めることも必要

 

しなやかマインドセットの人は、自分は一生ダメだなんてけっして考えない。たとえ今はダメでも、努力すればきっと苦手や欠点を克服できると信じている。

これがこの本の大部分を表しているような

要は心の持ちようと言ってしまえばそれまでですが、

それが自分にどんな大きな影響を持つのか、

それを自覚して生活することはとても大切だとしみじみ思います

 

最後に

まだ半分あるのでここらへんで

今まで読んだだけでも、とても身になる本であることは間違いないかと

夢をかなえるゾウ

今日は夢をかなえるゾウ。

これは、言うまでもなく名作です

ヒンドゥー教の神とされる1人のガネーシャというゾウが、主人公の前に現れ、人生について語ります

対話型の自己啓発本ですね

 

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 

 

 

1.この本について

この本は、小説家の水野敬也さんが記した本です

水野敬也さんの本は、ソフトな文体で物語が進むので、自己啓発系の中でも、読みやすい印象

他には、「恋するスタンダール」や、最近のでは「love理論」などがあります

夢をかなえるゾウでは、ガネーシャが現実に姿をあらわすわけですが、見た目は表紙の通りで、関西弁を使うゾウで、とても軽く読むことができます

内容としては、人生についての大切なことが章ごとに記されていて、勉強になります

 

2.よかったポイント

この本に登場するガネーシャは、基本的にはわがままなキャラクター

しかし、会話の節々でいいこと言うスタイル

そこで、ガネーシャの名言を軽くまとめておきたいと思います

 
一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」

いきなり少々長いですが、この名言

一日の最後に公開して終わると後味悪いですよね

関西弁で言われると、さらに言葉が身に沁みるのは自分だけでしょうか

 

どんだけ欲張っても、器以上のことはでけへんのや。

僕はあんまり無理するのが好きではないので、この言葉は大好きです

また、これは「足るを知る」ということにもつながっているように思います

自分に満足することは意外と大切なこと

 

自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで」

習慣を変えるときに、とても大切なこと

人間が習慣を変えようとすると、その行為を行うまでに20秒短縮することができれば、身に付くと言われます

逆もまた然りで、やめようと思う習慣があるときは、その行為をするのに20秒の手間がかかるようにすることが効果的だそうです

 
『すべての責任は自分にある』なんや。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』
人に期待しないことが大切だと言い換えることができます
どんな人間関係でもそうだと思いますが、依存の関係性になると長続きはしませんよね
 
自分のことは自分でやることですね 
 
ふだんから他人を見とかんと。他人をよう観察して、この人はどういう特徴があって、どういう才能があって、どういう癖があって、どういう人なんやろてずっとそのことを見とかんと。そうせんとホメられへん
この文章は自分にはできていないなあと笑
意識したことがあまりなかったのですが、確かに一緒にいて楽しい人にはこういう性質があるように感じます
自分にベクトルが向き過ぎるのはよくないですね   
 
 

最後に

もっと読んでもらいたい部分は多いのですが、あまり書きすぎてもあれなのでここらへんでやめておきます

夢をかなえるゾウは最初にも書きましたが、とても読みやすくすらすら進むので、1日もあれば読み終わると思います

ぜひ空き時間にでも読んでみてください