マインドセット:やればできるの研究 (1)
今回はやたらと評価の高いこの本。
「マインドセット:やればできるの研究」
すごくまとめると、心の持ちようがすごい大事と言う本。
今半分読んだところなのですが、軽くまとめておきます。
1、概要
この本は困難に直面した時、「それを乗り越える人」と「立ち向かうのをやめ、動けなくなるひと」の違いはなんなのかに着目した本
構成としては1章から8章まであります
1章でマインドセットとは何かの説明があり、今のところ5章まではこの本に置ける「しなやかマインドセット」と「硬直マインドセット」の違いを対比した上で、しなやかマインドセットの重要性が描かれています
今のところの正直な感想としては、2章から5章まではしなやかマインドセットがいかに重要かを具体的な人物を引き合いに説明してる感じで、あまり進展がないイメージ
2、マインドセットとは
簡単な例で説明すると、子供に難しい問題をやらせた時、ある子は「つまらない、飽きた」などと言うが、ある子は「問題を解くのが楽しい」とさらに興味を募らせます
前者がこの本で言うところの「硬直マインドセット」であり、後者が「しなやかマインドセット」と言うことである
つまり両者の違いは、自分の能力は固定的なもので変わらないと信じているか、努力次第で伸ばすことができると信じているかの違いである
第1章では自分がどちらのマインドセットに当てはまるかを簡単に測ることができるので、試してみるのもあり
3、それぞれの特徴
ここで二つのマインドセットの違いを、引用を交えて簡単にまとめておきます
⓵目の付け所
この本の中にも他人の評価にとらわれた人の末路がいくつか出てきます。また、自分の向上に目を向けると言うことがどう言うことかも、よくわかります
②何を求めるか
結果に重きを置きすぎると、失敗に対してのの許容力が低くなると言うこと
一方、しなやかマインドセットで生きている人々にとって、今自分が行なっている過程が重要で、楽しむべきものなので、結果は失敗であればそこから学ぶことのできる機会であると言うこと
③責任の所在
本の中では、多くの成功を収めてきた人物と共に、失敗を重ねてきた人が登場します
では両者の違いの一つとしてあげられるものは何か
それが責任の所在です
硬直マインドセットを持つ人はうまくいかにことがあると、「あいつのせい、暑すぎる、環境が悪い、雑音がした」など、外側に責任を転嫁します
しなやかマインドセットの人は、全て自分に責任があることを知っていると言うことです
つまり、しなやかマインドセットを持っていれば、何かが起こった場合、自分がこうしたからこうなったを学習を欠かしません
4、頭に残ったポイント
ここからは、この本を読んで覚えておこうと思ったポイントをあげておきます
ある一時点での評価は、人の能力を知るのにほとんど役立たない。
これは子供や自分に対して決めつけてはならないと言うこと
テストがダメだったから頭が悪いや、受験に失敗したから自分はダメなんだと決めつけてしまうと学習意欲がそがれるだけでなく、自己批判につながります
人には、得意不得意が必ずあるので、やらないうちに諦めるようになるのは避けたいところ
人生を振り返ったときに何と言いたいか、それですべてが決まる
自分が死ぬときに何を思うか
これを考えてみると、今の自分の悩みが建設的なものなのか、悩む必要のないものなのか見えてくるような気がします
変えられる点は何もかも変えなければ、と思う必要はない。だれにでも、どうしようもない欠点がある。自分の人生や他人の生活に差し障りがなければ、あえて変える必要はない。
このての本を読むと無駄にはつらつとしてくる感じがしますが、
変えられる点と変わらない点をしっかり見極めることも必要
しなやかマインドセットの人は、自分は一生ダメだなんてけっして考えない。たとえ今はダメでも、努力すればきっと苦手や欠点を克服できると信じている。
これがこの本の大部分を表しているような
要は心の持ちようと言ってしまえばそれまでですが、
それが自分にどんな大きな影響を持つのか、
それを自覚して生活することはとても大切だとしみじみ思います
最後に
まだ半分あるのでここらへんで
今まで読んだだけでも、とても身になる本であることは間違いないかと