その悩み、哲学者がすでにが答えを出しています
急ですが、読書の内容を以前からアウトプットしたいと考えていまして、
どうすれば楽しみながらできるかなと考えた時、
ブログ形式で記していくのもありかなと思い、試しに初めてみようと思います。
ではでは
1、この本について
この本はタイトルにもなっている通り、現代人の悩みについて先代の哲学者の考えをもとに見ていくものです。いきなり引用ですが、
「紀元前に生きた人も、現代人の私たちと同じようなことを望み、同じようなことで悩んでいたことが見えてきます。人間は、いつの時代も同じ悩みのまわりを回りつづけているのです。」
これは著者の言葉ですが、いろんな本を読んでも分かる通り、人間の悩みはだいたい一緒のように思います。全ての悩みは人間関係とよく言われることが多いですが、この本を読んでも、悩みの陰には常に他者の存在を感じることができると思います。
実際にこの本の中にも、「自分の顔が見にくい」、「ダイエットが続かない」など、人間関係に直接的にも、間接的にも関わる問題が出ます。この本を読んで、すぐに悩みが解決するなんてことはないような気がしますが、ストレス状態、不安、悩みを抱えていると、正しい判断はしにくくなるので、自分の思考の状態、判断を知るためには読んでみたほうがいいかも。
2、 自分に役立った点
ここからは、いい言葉だなとか、この考え方は参考になるなと感じた点です
・将来の目的や計画をいったん忘れ、 今 この 瞬間 のやりたいこと、 やるべきことに 熱中 せよ」
これはいわゆるフロー状態のこと。
この本にも度々出てきますが、フロー状態を多く経験する人は、健康状態が高い、幸福感が高いなどの話は、よく聞く話。
・「 困難は分割せよ」
これはよく聞きますね
実際科学的にも、目標せって位の際は、ゴールからの逆算して、目の前の小さなことに達成感を覚えるように組み立てるのがいいとのこと
・不幸な体験こそ、ある場合には幸福な体験以上に財産に変わるのである
これもいろいろな本で描かれる
人間の成長には、不幸が一番手っ取り早いということ
まあ、自分で不幸になりにいくのは難しいところ
・生きること、それは苦しいことの連続
これは僕自身とても好きな言葉です
仏教の中にも、苦しみは生きることとセットになっていると描かれています
・見えない他者 を気にして自分の行動を束縛する現代人の生きかた
snsが流行する現代は特に加速している悩みではないでしょうか
最後に
ボリューム的にもそこまでのボリュームでもないので、さらっと読んでみてほしい一冊でした
ではでは