夢をかなえるゾウ
今日は夢をかなえるゾウ。
これは、言うまでもなく名作です
ヒンドゥー教の神とされる1人のガネーシャというゾウが、主人公の前に現れ、人生について語ります
対話型の自己啓発本ですね
- 1.この本について
- 2.よかったポイント
- 一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」
- どんだけ欲張っても、器以上のことはでけへんのや。
- 自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで」
- 『すべての責任は自分にある』なんや。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』
- ふだんから他人を見とかんと。他人をよう観察して、この人はどういう特徴があって、どういう才能があって、どういう癖があって、どういう人なんやろてずっとそのことを見とかんと。そうせんとホメられへん
- 最後に
1.この本について
この本は、小説家の水野敬也さんが記した本です
水野敬也さんの本は、ソフトな文体で物語が進むので、自己啓発系の中でも、読みやすい印象
他には、「恋するスタンダール」や、最近のでは「love理論」などがあります
夢をかなえるゾウでは、ガネーシャが現実に姿をあらわすわけですが、見た目は表紙の通りで、関西弁を使うゾウで、とても軽く読むことができます
内容としては、人生についての大切なことが章ごとに記されていて、勉強になります
2.よかったポイント
この本に登場するガネーシャは、基本的にはわがままなキャラクター
しかし、会話の節々でいいこと言うスタイル
そこで、ガネーシャの名言を軽くまとめておきたいと思います
一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」
いきなり少々長いですが、この名言
一日の最後に公開して終わると後味悪いですよね
関西弁で言われると、さらに言葉が身に沁みるのは自分だけでしょうか
どんだけ欲張っても、器以上のことはでけへんのや。
僕はあんまり無理するのが好きではないので、この言葉は大好きです
また、これは「足るを知る」ということにもつながっているように思います
自分に満足することは意外と大切なこと
自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで」
習慣を変えるときに、とても大切なこと
人間が習慣を変えようとすると、その行為を行うまでに20秒短縮することができれば、身に付くと言われます
逆もまた然りで、やめようと思う習慣があるときは、その行為をするのに20秒の手間がかかるようにすることが効果的だそうです
『すべての責任は自分にある』なんや。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』
人に期待しないことが大切だと言い換えることができますふだんから他人を見とかんと。他人をよう観察して、この人はどういう特徴があって、どういう才能があって、どういう癖があって、どういう人なんやろてずっとそのことを見とかんと。そうせんとホメられへん
この文章は自分にはできていないなあと笑最後に
もっと読んでもらいたい部分は多いのですが、あまり書きすぎてもあれなのでここらへんでやめておきます
夢をかなえるゾウは最初にも書きましたが、とても読みやすくすらすら進むので、1日もあれば読み終わると思います
ぜひ空き時間にでも読んでみてください