本とメモ

本について

武器になる哲学:人生を生き抜くための哲学・思想の50のキーコンセプト

以前、「その悩み、すでに哲学者がすでに答え出しています」を読んだのですが、もう少し哲学について読んでみたいと思ったのでこの本を読んでみました。

イメージとしては、前に読んだ本と変わらないのですが、こっちの本の方が哲学に対しての説明は詳しく書かれているイメージ

 

 

 

哲学に対して持ったイメージ

今まで哲学に対しては何となく危ない人が勉強するみたいなイメージを勝手に持っていました

ですが、それは違って、哲学に対して向き合う人が「考える」ということを精錬してきた人だとわかりました

 

哲学を学ぶことの最大の効用は、「いま、目の前で何が起きているのか」を深く洞察するためのヒントを数多く手に入れること

この言葉が哲学を学ぶ上でとても大切だと思いました

漠然とした不安よりも、不安をしっかり分割して認識した方がいいと聞いたことがあります

これと一緒で、物事をクリアにしていくことが生きていく上で大切なのでしょう

 

 名言

見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める選球眼を持つ

これはさっきも書いた通り、知識を深めることで物事をしっかり見極めること ウェブの情報が溢れかえる現代には、特に必要な能力かもしれません能力かもしれません

 

 

自分が何かを欲しているというとき、その欲求が「素の自分」による素直な欲求に根ざしたものなのか、あるいは他者によって喚起されたルサンチマンによって駆動されているものなのかを見極めることが重要です。

ルサンチマンと言うのは弱者が強者に対して「憎悪、非難、憤り」などの感情を持つことです

つまり、自分が体に関して悩みがあるときなど、自分よりも優れている人と比べて悩んでしまっていないかどうかなど

自分の悩みに他者の視線が介在しているかいないかです

確かに、これを考えると悩まなくていいものまで悩んでいる自分に気付きますね

 

 

フローの状態にある」というのは、幸福の条件

これは以前にも出てきましたが、フローとは簡単にいうと熱中すること

自分が常にフロー状態にあるのは難しいですが、自分にあったことを見つけるのが大切なのは言うまでもないですね

フロー状態にある時間を増やすって言うのは、これまで読んだ本でも重要さが説かれているので、出来るだけ増やしていくのが賢明

 

勇気がある」からこそ逃げられるんですね。

最近、過労死が話題になることが多いですが、逃げるのが大切なのは間違いなさそう

自分が入る前にその場所がどんな場所かを完璧に理解することなんてのは不可能なので、間違えることもあります

そんな時にいろんなしがらみや、重圧で余計に逃げられなくなると自分が削られていくんだと思います

哲学でゆわれている通り、昔からこのようなしがらみはあったのだと思います

逃げるのにも勇気がいるの盲点

 

 

わかるということは、それによって自分が変わることでしょう」

本文には「わかる」と言うことは「変わる」ことだと記されています

つまり、本当に物事がわかったと言うことは体が勝手に反応すると言うこと

読んだだけでは、わかったうちには入ってないと言うことです

誰でもこう言う経験があると思います